ペットロスカウンセリングにおいてカウンセラーが相談者の話をしっかり聞くためには、相談者がリラックスして話せる環境を作ることがとても大事です。
一般のケースではカウンセラー側が応接スペース(カウンセリングルーム)を用意して相談者を迎えることになりますが、カウンセリングルームで使用する椅子やテープルのサイズや配置については、「パーソナルスペース理論」に基づいた細心の配慮が必要になります。
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2017年 3月 の投稿一覧
ペットロスカウンセラーとは
ペットの飼育者が死別などの理由でペットを喪失し、日常生活に支障をきたすほどに心身にダメージを負うことをペットロスと呼び、ペットロスの状況にある人を立ち直らせるためにカウンセリングを行う人をペットロスカウンセラーと呼んでいます。
ペットロスの兆候は、飼育者が自力で回復できる軽微なレベルで推移するケースと、ペットロスカウンセラーの手助けを必要とするケース、専門医による治療が必要なケースがあります。
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カウンセリング
カウンセリングとは、カウンセル(相談、助言する)の名詞形であり、相談に応じたり、助言をすることを指します。一般的には特定の分野についてトレーニングを受けた専門家が、相談者に対して言語的手段によって援助することと解釈されています。
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ペットの終末期医療
ペットの終末期の医療のあり方については正解も不正解もないと言えるでしょう。それは飼育者が自らの気持をどのように整理できるかの問題であり、そこでの対応に悔いが残ると、飼育者がペットロスに陥ることが予想されます。
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ペットの行方不明
ペットロスの原因となるペットの喪失は、ペットとの死別によるものがほとんどですが、時にはペットの逸走や盗難などに起因する場合もあります。
ペットを室内で飼育することが普通となって近年では、ペットが飼育家庭のごく近所でも迷い子状態になることが知られています。散歩途中に飼育者と離れてしまったまま戻らないケースも少なくありません。
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ペットの死
近年、家庭内において、ペットは人間と対等の扱いを受けるまでになっており、ペットの飼育環境は格段に向上していると言えます。しかしペットが人間の生活空間で共生していくには、まだまだ多くの危険な状態と遭遇することが避けられません。
人間のために快適に作られた環境が、必ずしもペットにとっての理想の生活空間とは言えず、人間のために開発された生活器具が、ペットの安全性にまで配慮されているとは言い難いのです。
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イヌに目を向けてばかりでなく・・
問題行動という言葉は人間の身勝手なレッテルですが、こうした問題が起きた時、犬を直すことばかり考えて実行していませんか?その行動が起こる私たち人側の行動が影響していることが多いのです。
私たちの行動変化には、家庭犬トレーナーやわんわん相談員に相談して、まずはポイントを知ることから始めてみませんか?
ペットとの死別
犬や猫の寿命は明らかに人間の寿命より短く、必然的に飼い主はペットの死に立ちあうことになります。人類は長い歴史の中で多様な動物と生活を共にし、これらの動物との死別を経験してきました。「命あるもの」との死別は避けられないものなのです。
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ペットロスと社会の偏見
ペットの寿命は人よりも短いことは承知していても、飼い主にとってペットとの死別は衝撃的な出来事であることに変わりはありません。
飼い主を取り巻く隣人や知人が、ペット飼育の経験がない場合も大いにありますし、ペットと人との関わり方についての考え方にも個人によって差があります。ペットと死別して悲しんでいる飼い主に対し、隣人や知人のすべてが共感してくれるわけではないという状況が、一般的にはあります。
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