犬の視覚は、嗅覚や聴覚に比べるとかなり鈍いと言えます。他の感覚器の多くは生後まもなく働き始めますが、視覚は生後3週齢くらい経ってから働き始めます。
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こちらはわんわん相談員(家庭犬共生支援相談員)についての情報です!
犬の聴覚と平衡感覚
犬の聴覚は、嗅覚に次ぎ鋭い感覚です。犬の可聴周波数は15~50,000ヘルツで、人の16~20,000ヘルツに比べ極めて敏感で、特に人では不可能な超音波領域の振動を捉えることができます。
また音源に対する方向感覚も、人間では16方向であるのに対し、犬は32方向を区別して知覚することが可能と言われています。耳は外耳、中耳、内耳からなります。
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犬の神経系
神経系は、外部の環境や動物自身の各器官についての情報を受け取り、これを分析し命令を伝達する機能を持っています。
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犬の筋肉
原生動物を除くすべての動物では、運動は筋細胞の働きによって起こります。筋肉は骨格に付着したり内臓壁を形成して全身に分布しています。筋肉は随意、もしくは不随意の神経刺激により収縮運動を起こします。
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犬の骨の組成と構造
骨は脊椎動物だけに見られ、圧縮、引張り、ねじれに対し強固な構造をもち、体躯を支持するものです。骨は形成の過程により「結合組織骨」と「置換骨」に分けられます。
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犬の歯牙
犬の歯の機能について見ていくことにします。犬の歯は古くから武器としての役割を果たしてきました。
「犬歯」は長く先端が鋭く、動物を咬んだ時に相手を深く傷付けることができます。歯根部は太く、カーブしながら半分以上を上下顎骨の中に収めており、強く咬める構造になっています。
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犬の被毛
毛とは表皮から変化したもの(角質器)で、哺乳類に限って認められるものです。皮膚以上に犬の衣服としての役割を果たしているのは被毛であり、犬の体表のほとんどの部分は毛で覆われ、体温の維持に役立っています。
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犬の皮膚
犬の皮膚の働きや構造について、解剖生理学的な観点から見て行きましょう。
皮膚の働き
皮膚は犬の体表面を覆い、外部刺激に対し体組織を保護しているものです。皮膚組織と被毛の合計は犬の体重の約12 %を占め、子大においては24%を占めています。また、ロ腔、鼻腔、結膜、肛門、生殖器官などの粘膜性の諸孔も皮膚です。
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適応機制(その3)
3つの適応機制のうち「防衛機制」を見てきましたが、それ以外の2つは「逃避機制」と「攻撃機制」です。逃避機制には「抑圧」と「退行」が、攻撃機制には「攻撃」があります。
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適応機制(その2)
適応機制には「防衛機制」「逃避機制」「攻撃機制」があります。さらにその中にも色々なものがあり、心の病と密接に関係して表現されます。
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